家族で過ごしたい日本の行事
日本には、子供の成長を願うさまざまなお祝いがあります。
それはすべて日本人がずっと大切にしてきた“想う心”から生まれていて、
今もなお生活の一部として息づいています。
ご自宅で仕出しをとり、食卓を囲んでゆったりと時を過ごしませんか?
二蝶の仕出しなら、行事に合わせたお食事をご自宅にお届けすることが可能です。
【妊娠5ヶ月】帯祝い
おなかに赤ちゃんができたことをお祝いするのが「帯祝い」です。
妊娠5ヶ月目に入ると流産の心配がなくなるため、犬の安産にあやかって戌の日に執り行うのが一般的。
腹帯「岩田帯」を巻いて、安産祈願のお参りをするのが正式な流れですが、両家のご両親も交えて祝い膳を囲み、簡単に「帯祝い」を執り行う場合もあります。
【生後7日目】命名式(お七夜)
赤ちゃんが生まれた後、見守ってくれていた産神様が7日目に帰ってしまうため、それまでに赤ちゃんをお披露目し、無事に生まれたことを報告し、赤飯や鯛などを用意してお祝いをします。
家族や地域の人々にその子につけた名前をお披露目するのもこのタイミングなので「命名式」や「名づけの祝い」とも呼ばれています。
【生後1ヶ月】お宮参り
子供の健やかな成長を願って両親と父方の祖母が付き添って神社にお参りし、赤ちゃんが無事に生まれたことを氏神様に報告し、今後の成長を祈願します。
お宮参りの後、家族で食事をすることが多いです。お宮参りでは祝い膳のルールが特にないため、最寄りのレストランなどで済ませることも多いようですが、ご自宅で食事をすればご両親にも赤ちゃんと一緒にゆっくり過ごしてもらうことができるため喜ばれることが多いようです。
【生後100日頃】お食い初め
「一生涯、食べることに困らないように」との願いを込めて、一汁三菜を基本としたお膳を用意して食事の真似をさせる儀式を執り行います。こまかいルールが多いのでしっかりと確認しておきましょう。
自宅に両親も招いて見守っていただくことも多く、その後祝いのお膳を囲んでお食事をするケースがほとんどです。
【満1歳】一生餅
満一歳のお誕生日に、1年間の成長とこれからの健康を願って一升のお餅を風呂敷などに包んで子供に背負わせるお祝いをします。
儀式の内容は地域によって異なる場合があるようなので、ご両親にも確認しておくと良いでしょう。
お食事の決まりは特にありませんが、自宅や両親の実家などで執り行うケースが多く、自然な流れでそのままお食事になることが多いです。
【男の子 端午 5月5日】【女の子 上巳 3月3日】初節句
生まれて初めて迎える子供の節句を、男の子は5月5日に五月人形を飾って、女の子は3月3日にひな人形を飾ってお祝いします。
食事に決まったルールはありませんが、子供を囲んで楽しくお食事をするのが一般的です。
誰をお招きして、どこでどのようにするのかはご両親にも相談してみると良いでしょう。
【3歳の男女、5歳の男の子、7歳の女の子】七五三詣り
11月15日にお宮参りをし、お子さまの成長を祝う行事です。ご家族だけでお参りする家も多いですが、両家の両親をお招きして一緒にお参りするケースも少なくありません。
食事会などのお祝いもしなければならないわけではありませんが、ご両親をお招きした場合は開くことが多いようです。
その他にも、入学祝いや就職祝い、成人式などお祝いをするタイミングは多くあります。
子供の成長と共に家族そろってお祝いができるタイミングは限られてきてしまうので、今、できるタイミングでしっかりとお祝いをしておくことをおすすめします。